この記事は
・仕事が面白くない
・職場の待遇が良くないと感じる
・人生を明るくしたい
という悩みや疑問を持っている人に向けて書きました。
面白くないのは「仕事」ではなく「自分」
本来「仕事」は面白いものではありません。ほぼすべての人は生活のために仕事をしています。
一方で社会では仕事ができる人とできない人、成果を出す人と出さない人という評価をされます。
両者の違いは「仕事が面白いか」ではなく、自分が「面白いと感じているか」にあると考えます。
成果を出す人、魅力的な人はあらゆることを楽しみ能動的に取り組んでいます。
つまり、実際にその仕事が楽しいかどうかは成果や評価とは関係ないのです。
「楽しい」は強い武器
成果を出す人の共通点はいくつかあり
例えば
・元気がいい
・頭がいい
・コミュニケーション力が高い
などが代表的なものです。
しかしこれらは成果を出すために必ずしも必要というわけはありません。
本当に必要なのは「楽しめているか」ということ。
上の例は「仕事を楽しめている」ことでついてくる副産物のようなものだと思います。
仕事に対して消極的な時期はまず職場に行くのが苦になります。
仕事に対して「もっと良くしたい!」、「ここを変えたい!」という気持ちを持つと
朝早く目が覚め、自信をもって職場に行くことができます。
私は学生時代、アルバイトで中学受験を控える6年生の家庭教師をしていました。
その子は頭もよかったのですが、何より知識に対する興味が半端ではありませんでした。
問題がわからなくてもすぐ答えを聞くことを嫌がり「なんでだろう」と前のめりで必死に考えているのです。
そうなると教えるこちらも一生懸命になります。
一つの問題を解くのでも、
まず自分で考える→わからない部分のヒントをもらう→自分で答えを出す→解答との照らし合わせ
というように解くまでの過程がとても充実します。
結局、その子は受験に上位合格しました。
「楽しむこと」、「興味を持つこと」はとても大きな武器になるのです。
つまらないことほど遊び感覚
生活する中で、仕事をする中で嫌なことや面白くないことは存在します。
そういうときこそ「遊び感覚」で取り組むようにしています。
「遊び感覚」とは「ふざける」ということではなく、「面白おかしく」取り組む、という意味です。
やりたくないことを嫌そうにやっても誰もうれしくありません。
嫌なことだからこそ「ゲーム感覚」で楽しむのです。
たとえばお皿洗い。
単なる片付けに過ぎないので普通にやってもつまらないです。
しかし私は「いかにきれいにお皿を水切りバスケットに整列させられるか」という目標を設定します。制限時間なども設定すると、ますますゲーム感覚が強くなります。
仕事においても「難しい」業務から先に手をつけます。
「誰かから何かを言われることがむしろ楽しみだ」という認識をあらかじめ持っておくと、一気に深刻度が下がりゲーム感覚に変わります。
楽しむことができない人へ
現在の生活環境、職場環境に疲弊して楽しむことなんてできない、という方へ。
そんなときは思い切って環境を変えましょう。
ただし、環境を変える際に重要なのは「目的」と「希望」を持つということです。
なんとなく仕事を辞める、遠くへ引っ越すというのは単なる「逃げ」です。
そうではなくて「次は〇〇したいから辞める」、「〇〇するために引っ越す」というように前向きな目的を持ちましょう。
私も転職を経験していますが、待遇は以前よりもよくなっています。
それは目的を持って退職し、その後目的のために行動できたからにほかなりません。
まとめ
50年前のように真面目に働けば成果が約束される、という時代ではなくなりました。
世界をリードするアメリカ企業は次々と新しい価値やこれまでにないサービスを生み出しています。
これは我々にも当てはまり、社会において自分の価値を高めるには既存のアイデアにとらわれないアプローチが必要です。
そのためには「楽しむ」「遊ぶ」という感覚が大事ではないでしょうか。