この記事で書かれている内容
・ハタケヤマキャッチャーミットの特徴
・購入時に注意するポイント
・型付けで注意するポイント
Contents
購入したキャッチャーミット
・メーカー ハタケヤマ
・一般軟式用 M8型 TH-M08BS
・購入価格 約2万2000円
・購入店舗による型付けサービス(有料)
購入要件
今回キャッチャーミットを購入するにあたっての要件は以下の通り
・黒基調のカラーリング(ユニフォームに合わせて)
・ステッチは黒白以外(色味が欲しい)
・革の耐久性があるもの(手が痛くならないように)
上記を決めたうえでネット通販で探しました。
ハタケヤマは一度も使ったことはありませんでしたが、要件を満たすこのミットに決めました。
購入時注意するポイント
ハタケヤマのミットには甲斐選手のモデルがあり、ここ数年とても人気があるそうです。
私も一度借りたことがありますが、とにかくポケットが”浅い”です。
捕手はキャッチングがプレーの基盤になるため、甲斐選手モデルは上級者向けだと思います。
購入の際は、一度店舗で実物を見てみることをお勧めします。
私が今回購入したのは谷繁選手モデルで、ハタケヤマのスタンダードな型です。
第一印象

「硬い」です。
「型付けサービスをしてもらってもこの硬さか!?」、と思ってしまいました。
しかしグローブのことを考えると、新品から急激に柔らかくすると革の耐久性が損なわれます。
急いでいるわけでもないので、じっくり自分の型を付けていこうと思いました。
見た目・音
ハタケヤマが採用している「シェラームーブ」。
開閉しやすいかどうかはまだ実感できませんが、見た目はかっこいいです。
そして捕球音ですが、非常に良い音がなります。
具体的には、乾いた音がよく響きます。ハタケヤマが支持を集める理由を納得できました。
型付け
今回行った型付けの方法を記していきます。
ポケット位置

最初にポケットの位置を決めます。
私は画像のように、ステッチ下の親指寄りに設定しました。
普通はもう少し上方のステッチに被る場所が多いですが、そこに設定するとボールがウェブ寄りにズレてしまいます。(私のキャッチングが下手なせいもあります)
ウェブに入るとボールが暴れて握り替えが上手くできないので、よりミット中心付近にポケットを作ります。
ひたすら叩く
ポケットをボールや拳で叩きます。
パンチャーを使用してもよいですが、実際のボールの大きさでポケットを作りたいという私のこだわりです。
最も効率的なのは、バッティングセンターで速い球をポケットに当て続けることです。
※捕球しなくてよいです。
近くにバッティングセンターがないため、私は肩の強いチームメンバーとキャッチボールをしました。まだミットは閉じないので、ポケットに当てたあと右手を被せて捕球します。
ミット全体を柔らかくすることよりもポケットの位置を固めることが優先です。
軟化剤(SF-1)
ポケットを作ると同時に、革を徐々に柔らかくする必要があります。
私が使用したのは「ハタケヤマSF-1リキッドオイル」
先に注意点を書いておきます。この軟化剤は使い過ぎに注意です。
元々業務用の製品ですので、これ1本でグローブ20個分くらい(多分)の液量が入っています
スプレーする量には気を付けて使用しましょう。
使用方法
捕球面、特にポケット付近はあまりかけません。なぜなら革のハリを残しておきたいからです。
ミットの背面にシミがつかないよう30cm以上距離をとってスプレーしましょう。
かけたあとはタオルで余分な液をふき取ります。
このスプレーの効果は時間がたってから現れるので、最初は「このくらいでいいかな?」くらいで止めて様子をみてみましょう。フニャフニャになると取り返しがつかなくなります。
個人的な意見ですがこのスプレーはミット以外には使用しなくてよいと思います。
革に余計な負担をかけずに型付けできればそれが最も良い方法です。
オイル(WAX-1)
主に捕球面に使用します。
もちろん他のグローブにも使用できるので一つ持っておくことをおすすめします。
滑り止めの役割を果たす成分が入っており、グリップ力が増します。
ただし型付け中は革がカサつくことはあまりないので、うすーく指で塗布しましょう。塗り過ぎ注意です。オイルはグラブを実戦使用するようになってから出番が増えます。
まとめ
ハタケヤマのキャッチャーミットはとにかく「硬い」です。
だからといってすぐに柔らかくしよう、と思わないほうが良いです。
力づくで型をつけようとすると捕球面にシワができ、音が鳴らなくなってしまいます。
根気強くポケットをたたきながら徐々に全体も柔らかくしていきましょう。