Contents
ビヨンドマックスレガシーのスペック
ラインナップは以下の通り
・トップバランス 83cm~85cm、710g~730g
・ミドルバランス 83cm~85cm、720g~740g
詳細はミズノ公式サイトにてどうぞ
今回、私が実戦で使用したのはトップバランス84cmと、ミドルバランス83cmの2種類です。
ちなみにモデルの判別方法としては、
黄色いランバードマーク→トップバランス
赤いランバードマーク→ミドルバランス
です。
使用した感想
今回はトップバランス84cmとミドルバランス83cmの2本を使用しました。
デザイン

黒のワントーンでまとめられ、洗練された印象を与えます。
打面のランバードマークも大き過ぎずいい感じです。
グリップは若干タイカップぽくなっています。

バッチリタイカップは苦手ですが、これくらいの傾斜があったほうがしっくりきます。
重さについて
今回の2本は同じ重量ですが、明らかにミドルの方が軽く振れます。つまりミドルバランスの方がバットコントールしやすくミートできます。
一方でトップバランスはその名の通りバット先端に重さを感じます。遠心力を利用してボールを飛ばすロングヒッターはこちらが合うでしょう。
打感について
打感は薄いです。
固いウレタンにボールが乗っかり、そして弾く。という表現が近いでしょうか。手に衝撃は残りません。
私がすっかりウレタンバットに慣れていることもあり、特に違和感はありませんでした。
飛距離について
「凄い」の一言。
個人差はありますが、外野フライだと10m近く飛距離は伸びます。ライナーは全く落ちてきません。もちろん打球速度も速く、あっという間にフェンスまで届きます。
フライは高く上がると捕球されてしまうので、特にミドルバランスでは低いライナーを狙うのが正解だと思います。
一点、ミスショットするとポップフライが上がりやすいという印象を持ちました。
価格について
「高い」の一言。
ウレタンバットは使用を重ねると性能が劣化するので消耗品と考えられます。
「1本5万円の消耗品てなんだ?」という気持ちになりました。高すぎます。
どんなタイプのバッターに合うか
1~9番まで使うべきです。それくらいこのバットは凶悪です。
トップバランス・ミドルバランスの使い分けとしては
中距離打者はミドルバランスでミート重視、長距離砲はトップバランスでフライを打つ。
予算の都合などで1本しか買えない、ということであれば「ミドルバランス」に1票です。
ライナーで内野の頭を越えればそのまま外野も抜けるので、全員ミドルバランスを振っても十分脅威になります。
まとめ

「ビヨンドマックスレガシー」は現時点での最高性能バットです。
「価格が高い」以外にデメリットのない製品です。
チームで1本は持っておきたいですね。